【pt】オーディオをテンポに従わせる
コンダクタートラックとメトロノームON。コンダクタートラックはセッション中でテンポの変更を出来る様にするかしないかに関る機能ですが、オフになっていると、「テンポ検出」が使えなくなるので。
まずは演奏の1拍目とPro Toolsの1拍目を合わせる。
タブトゥトランジェントをクリックし、1拍目のトランジェントを検出。
タブトゥトランジェントは、波形のトランジェント(ピーク)を検出してくれる機能です。
→1拍目の少し前にカーソルを置いてtabキーを押しましょう。
するとカーソルが波形のトランジェントの位置に移動してくれます。
※ピークのはっきりしない柔らかい音の場合は、タブトゥトランジェントが上手く機能しないことがあります。
その際は、おおよそでいいので、波形の立ち上がりと思われる部分にカーソルを合わせましょう。
検出されたテンポ↓
→四捨五入して設定
曲を聴きながら拍をカウントし、頭の波形にカーソルを合わせる
小節の頭の波形がどれか分かったら、その少し前にカーソルを置いてtabキーを押します。
これで3小節目頭の位置にカーソルが移動できる。
小節 | 拍マーカーを追加する場合、ショートカットは、
Mac : ⌘ + I
Win : Ctrl + I
オーディオトラックの赤囲みの中からモードを選択する。
1.Polyphonic : 複数の楽器、もしくは和音トラック向きです
2.Rhythmic : リズム系のトラック向きです
3.Monophonic : ボーカル、ベースなど単音向きです
4.Varispeed : テープ効果をシミュレートしており、テンポを上げ下げすることで、音程にも影響を与えるため、テンポを変えてもピッチを変えたくないときはこれ以外を選択して下さい。
トランスポートウィンドウを表示させて、メトロノームONでクリックトラックを鳴らし、変更したいテンポを入力すると、オーディオ波形を指定のテンポに伸び縮みさせることができる!!
デフォルトだと“波形”の表示になっているトラックビューセレクタを“ワープ”に変更すると!!!
ダイナミクスに応じて線が表示されるので、頭拍の修正を行いたい部分の波形の下半分をダブル・クリックすることで、△マークの付いた線を作成することができます。もともと線が表示されていない部分でも同様に作成されます。